広島小園海斗内野手は2年目も積極打法を貫く。

高卒1年目の昨季は58試合に出場して打率2割1分3厘、4本塁打、16打点。ファーストストライクから積極的に振っていく強気の打撃について「もちろん変えずにやります。空振りでもいいと思っている。昔投手やっていた時も振られるのは嫌だった」ときっぱり言い切った。

積極性に加え、ボールの見極めにも重点を置く。「見極めが大事。バッターボックスの立ち位置も変えましたし、工夫して、ヒットを打てるようにやっていきたい」。ボールを引きつけるため昨秋から打席の立ち位置を最後方に下げ、紅白戦では四球を選ぶ場面も増えた。遊撃手で全試合出場を狙うホープが勝負のシーズンを迎える。