上半身のコンディション不良でリハビリ中のヤクルト原樹理投手(26)が20日、自主トレで訪れた戸田球場で今季初のブルペン入りを果たした。

立った捕手を相手に、約10球を投じた。昨年9月に登板したイースタン・リーグ以来、約4カ月ぶりのスパイクを履いて傾斜を使って投げ「気分は、全然違う」と明るい表情だった。

昨年、1軍では6月18日のソフトバンク戦(神宮)が最後だった。半年間の長いリハビリを経て「今年のオフは短く感じる。気付いたら1月だった」と自分に向き合って練習を積んだ。復活に向けて「ここからが本番。いい感じには進んでいる。より一層、慎重にやっていきます」と前向きに話した。