東都大学リーグの駒大は1日、早大とのオープン戦に臨み、12-2で大勝した。

打線は13安打2本塁打の猛攻。投げては先発の竹本祐瑛投手(3年=八戸西)が5回を2安打2失点、毎回の5奪三振と試合をつくった。

昨秋のリーグ戦で初勝利を挙げた竹本は「初戦なので力みが出てしまったが、1球1球打者をどう打ち取るか整理しながら投げられた」と手応えを口にした。冬場は直球を磨き、2月下旬の紅白戦では148キロを計測。「148キロと150キロは違う」と大台到達へ意欲をみせた。

プロ入りへ向けて、春のリーグ戦が正念場。数字にこだわり、チームの勝利に貢献していく。昨年は春夏のリーグ戦ともに最下位に沈み、入れ替え戦を2度経験した。「もう勘弁です。カード1戦目を投げて、最低でも5戦すべて勝ちたい」と闘志を燃やした。