巨人高梨雄平投手(28)が「変則サウスポー会」を結成した。自身と同じく変則左腕の巨人大江、楽天の育成渡辺佑と11日、川崎市内で約2時間半、坂道ダッシュ15本やキャッチボールで汗を流した。プロ入り後の自主トレは単身だったが「今までは自分との対話だった。(複数人だと)インプットとアウトプットが増えるので体と脳にいい影響をもらってる。いい自主トレができている」と後輩との合同トレに手応えを示した。

王者ソフトバンクの変則左腕にも触発された。4連敗を喫した日本シリーズで驚いたのは、千賀のおばけフォーク、柳田のフルスイングでもなく、同じ左横手投げの嘉弥真のスライダーだった。「これは魔球だなと。いいスライダーの次元ではなかった」。奪三振率は嘉弥真の9・90に対して8・92。勝負どころで空振りが奪える球を追い求め、変化量の大きな“魔球スライダー”習得へ着手している。

今オフは自分の持つ力を最大限発揮できる体にすることをテーマに設定した。SNSでダンサーの動画に着眼。質の高い動きは競技問わず参考にする。昨季7月に楽天からトレードで加入すると中継ぎで44試合に登板し1勝1敗2セーブ、21ホールドで防御率は1・93。勝ちパターンの一角を任され、飛躍のシーズンとなった。目標は30ホールド。変則サウスポーが変則サウスポーからヒントを得て、さらなる成長を目指す。【小早川宗一郎】

巨人ニュース一覧はこちら―>