広島森下暢仁投手(23)が、開幕3連勝中の虎狩りに挑む。29日、本拠地で行われた投手練習に参加した右腕は、30日の阪神戦(マツダスタジアム)で今季初先発する。

阪神は昨季4試合で3勝と好相性を誇る。しかし大学日本代表でチームメートだったドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が加わり、打線は迫力を増した。虎キラーとして、単独首位の牙城を打ち崩す。

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森下が2年目の初陣を前に、心を躍らせた。「自分も始まるんだな…というか、いい緊張感でいます」。本拠地での大瀬良とのキャッチボールでは力強い球を投げ込み、短距離ダッシュで汗を流し、決戦に備えた。30日阪神戦へ向け「ここからが自分のスタート。ここで自分にとってもいい流れをつかめるようにやっていきたい」と気合十分だ。

開幕3連勝と波に乗る阪神を、本拠地で迎え撃つ。相手はリーグ1位の6本塁打、21得点と強力打線を誇る。「打っている打者を抑えられるようにやりたい」。昨季は阪神戦で4試合に先発し、負けなしの3勝で防御率2・25と相性は抜群。今季も虎キラーへの期待は大きいが「去年は去年。今年は違うチームになっていると思う。(相性は)あまり気にせずにやっていきたい」と冷静だった。

スーパールーキーにも警戒心を強めた。1学年下の佐藤輝は、明大3年時の大学日本代表でチームメートだった。当時の佐藤輝について「とにかく飛ばしていた」と振り返り「すごく良い打者。大学の時とは全然違うと思う」と話した。初対戦した2月の練習試合では、外角直球を右中間へ運ばれ二塁打を許した。右腕は「どの球でもしっかりと振ってくる印象。打たれないように意識して投げたい」と気を引き締めた。

昨季、チームトップの10勝を挙げ新人王に輝いた右腕は「火曜日の男」として、6連戦の初戦を託された。エース級の投手との対戦が増えるが「しっかりと勝ちにこだわる。毎試合毎試合、どの投手が来てもいろんなことを感じられる。そこで勝てるようにやっていきたい」。快投で猛虎の勢いを止め、好スタートを決めてみせる。【古財稜明】

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