阪神が痛恨の逆転負けを喫し、14試合連続で白星と黒星を交互に繰り返す「オセロ」から抜け出せない。同点の8回、岩崎優投手(29)がオリックス紅林弘太郎内野手(19)に決勝の4号2ランを浴びた。

先手を取ったのは、阪神だった。初回に大山悠輔内野手(26)の6号2ラン、2回に佐藤輝明外野手(22)の14号ソロで3点を奪取。好スタートを切ったが、中盤にオリックスに追いつかれた。3-2の5回2死無走者から、投手の山崎福也(28)に二塁打を許し、福田周平内野手(28)に同点打を打たれた。

6回2死二、三塁、7回2死一、二塁の勝ち越し機も、あと1本が出ず。逆に9回、オリックスに吉田正尚外野手(27)の2点適時二塁打でダメを押され、終盤の戦いで競り負けた。