「投げる山賊のおかわり君」が、新たな勲章を手にした。西武平良海馬投手(21)が、34試合連続無失点のリーグ記録&球団記録に並んだ。

ロッテ戦の8回2死一、三塁のピンチの場面で登板。二盗後にロッテ安田に四球を与えて2死満塁となり、藤岡に対して押し出し四球を出した。同点に追いつかれたが平良の出した走者ではないため失点はつかず、続く代打菅野を一邪飛に打ち取った。

13日の中日戦では、今季開幕から32試合連続無失点を達成し、16年の田島(中日)の31試合を更新した。14日の広島戦でも1回無失点で7セーブ目を挙げ、リーグ記録&球団記録に王手をかけていた。

開幕からに限らない連続無失点のパ・リーグ記録は、03年の豊田(西武)、14年の比嘉(オリックス)の34試合で、プロ野球記録は06年の藤川(阪神)がマークした38試合。