ロッテ藤原恭大外野手(21)がさらに輝いた。三塁打が出ればサイクル安打という3安打の活躍で、連勝に貢献した。1号ソロも出た。「自分のフォームで打撃練習ができたというか、状態が良かったので、思い切っていこうと」。1軍復帰後2戦で5安打。2カ月以上ぶりに戻った1軍での充実感をにじませた。

復活の肝は“4番藤原”だった。2軍再調整となった5月、内野ゴロの山に苦しむ中で、イースタン・リーグ12試合で4番で起用された。思い切りの良さと俊足から1番、3番タイプとされることが多い。4番起用の狙いを、井口資仁監督(46)が明かした。

「そこは(鳥越)2軍監督といろいろ話をして。4番を打たせながら、タイミングの取り方だったりがうまくなってくれば1番に、ということで。1番だといろいろ追い回してしまうみたいな、そういうところがあったので」

藤原も振り返る。

「鳥越監督がチームバッティングはせんでいいという感じで。進塁打とかいらないし、本塁打を狙っていけと。自分としてはやりやすかったですし、新しい野球というか、最先端のやり方ですごく自分としてもやりやすかったです」

実際に「4番藤原」として本塁打も放ち、フォームを整えながら、打率が2割5分前後まで上がったところでの1軍昇格となった。「絶好調というよりは調子が上がってきたタイミングで(1軍に)上げたかったので」(井口監督)と、これも首脳陣の狙いがピタリとはまった。

「荻野の負担も、レフトにいくことで多少減ってくるので、いろいろな意味でチームにプラスになってくると思います」と井口監督。7月になり、ロッテに良い流れが向き始めている。【金子真仁】

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