ロッテ福田秀平外野手(32)が待望の今季初安打を放った。

開幕2軍スタート。背中の痛みもあった。「それは2、3日で治ることだったんで。ただ、オープン戦で結果を残せなかったんで2軍にいたと、僕は思っています」。現実を受け入れながら、キャンプから引き続いて若手と汗を流した。

ソフトバンクからFA宣言し、ロッテに入団し2年目になる。1軍で活躍できないもどかしさは? 福田秀はそんな問いに「もどかしい部分はないですね。結果が出ていないから2軍にいる。それはこの勝負の世界、当然のことです」。日々模索し、3カ月少々を過ごしてきた。

1軍昇格し2戦目、6打席目に安打が出た。「昨日はいい感じで3つ続いたのが正面を突いたりして。まあ、それが野球なんで、今日みたいに当たり損ないでも安打になることもあるし。いずれ出ると信じて臨みました」。打ち合いの様相が出始めた3回。左翼への、貴重な勝ち越し2点適時二塁打だった。

スタメン発表に観客も大きな拍手を送り、初安打にも沸いた。安打もうれしい、としながら「僕を応援してくれている方が喜んでくれているって考えた時に、うれしいな…っていう風に思います」と添えた。朗らかな声がZOZOマリンのベンチから響く。遅ればせながら、ここからが本領発揮の場だ。【金子真仁】