阪神2軍がオリックスに逆転勝ちし、引き分けを挟んだ連勝を「12」に伸ばし、ウエスタン・リーグ記録の13連勝に王手をかけた。 連勝記録について平田勝男2軍監督(61)は「緊張感やプレッシャーのある中で、ゲームをやるということは一番力がつく」とうなずいた。

26日のオリックス戦には藤浪晋太郎投手(27)が先発する予定となっている。

 

平田2軍監督との一問一答は以下の通り。

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-陽川が犠牲フライ2つ

陽川選手が犠牲フライ2つと言われても、なあ栄枝!(近くを通ったため呼びかけ) 犠牲フライで満足ですかって言ってるんだから。まあちょっとずつ打球が上がってきているんでね。まだまだ陽川の本来の良い時のね。だから今日もショートでね、ノック受けさせて。ここでくすぶっとったらあかんねんと。9月10月、陽川とかが必要な、やっぱりそういうタイミングが出てくると思うから。その時のためにしっかりやらせることよ。

-遠藤はオリックス山岡から安打

こういう人数がいない中ずっと出てて、きっちり盗塁もスタートを切ったり。褒めるとすぐダメなんだけど、そのへんはちょっとずつ自信とまではいかないけど、いい感触にしてほしいね。

-中継ぎの小野や小林らエキシビション組も好投

小野が3人で抑えて、流れが変わるということで、リズムがすごく攻撃に結びついたと思うよ。

-その他の投手は四球が多かった

やっぱりもったいない。0点に抑えて頑張ったけど。石井将にしても守屋にしても。特に先頭バッターのフォアボールはおおいに反省して、そのあと頑張ってんだよ。頑張ってるけど、そこは反省だ。

-これで引き分けを挟んで12連勝

いや、もうこのメンバーやから。そんなもんはさ、そら気分は良いし、メンバーが今(野手は)14人しかいない中で。でも、このメンバーだもん。そんなもん選手の頑張りだけど、そこは結果としてあれだけど。ただ、緊張感やプレッシャーのある中で、ゲームをやるということは一番力がつくので。そういったところでは、良い緊張感の中で、遠藤の昨日のバントにしてもそう、緊張感を持ってやれるってことじゃない。

-リーグ記録は13連勝。王手をかけた

そういった意味では、選手たちが頑張ってるたまものだけど、やはり我々は1軍で9月、10月の勝負どころで選手を送り込めるように。

-マルテが欠場

寝違えて、少し首が動かないみたい。明日以降も様子を見てになるね。