ヤクルト村上宗隆内野手(21)が、約2カ月ぶりのホームでの活躍を誓った。11日、神宮でDeNAと対戦。東京五輪・パラリンピック開催のため、使用できず、本拠地での戦いは7月10日以来となる。

これまで東京ドームで主催試合を3試合行ったが、後半戦19戦のうち、13試合が遠征だった。主砲は「長い期間ビジターや自分のロッカーではないのは困りますが、本当のことを言うと僕はあまり気にしていないんです」と平常心を持ったまま。一方で「神宮に帰ったら落ち着いて練習もできますし、気持ちもゆっくりできると思うのでさらに頑張りたい」と“地の利”を挙げて意気込んだ。

通算100号まであと3本と秒読み段階。今季中に到達すれば、史上最年少記録となる。慣れ親しんだ球場で状態を整え、一気に達成を狙う。