中日は7日、名古屋市内の球団事務所で、遠藤一星外野手(32)、井領雅貴外野手(31)、武田健吾外野手(27)、三ツ間卓也投手(29)、ランディ・ロサリオ投手(27)、育成契約の丸山泰資投手(26)に来季の契約を結ばないことを通達した。

異例の戦力外通告もあった。武田は2年連続で開幕からベンチ入りを続け、6日広島戦(バンテリンドーム)でも8回に代打出場したばかり。試合後に帰宅した後、球団からこの日に球団事務所へ来ることを電話で連絡を受けたという。武田は「何も考えられない。頭が真っ白です」と言葉を失った。今季は93試合に守備固めなどを中心に出場。打率1割3分2厘ながら、1軍メンバーとして戦っていただけに、突然の通達に驚きを隠せなかった。

加藤球団代表は「若い選手に、チャンスを与えていかないといけない状況。そういう意味での結論」と説明。渡辺、伊藤、岡林らの台頭もあり、異例の戦力外通告につながった。