引退試合を迎えるDeNA中井大介内野手(31)は、代打で登場予定となった。20日の巨人25回戦(横浜)前、三浦大輔監督(47)が「今日会いましたけど、緊張していましたよ。しっかりユニホーム着て戦えるのは最後、かみしめて1日を楽しんでもらえれば」と、代打で1打席に立たせる予定を明かした。

フリー打撃では最後に登場。右投手の中村辰哉チームサポーター兼チーム付デスク兼ゲームアナリスト補佐から1発、左投手の余聖傑チームサポーター兼チーム付広報から2発の柵越えを放った。試合後にはスピーチなどのセレモニーが用意されている。三浦監督は「選手にもよると思うが、中井も武藤もやってもらえることに感謝していた。DeNAに来てからチームのために一生懸命やってきた結果。いいことだと思う」と話した。

中井と三浦監督は、巨人時代の13年7月7日(東京ドーム)で対戦し、左本塁打を含む4打数3安打2打点の成績が残っている。三浦監督は「勝負強かった。代打で出てきて、引っ張ったり右打ちもできるしという印象。(本塁打は)覚えてないです。対戦だけでなく試合見ていても、いいところで出てきてよく打ったなという印象」と話した。