6日開幕のロッテとのクライマックスシリーズで、第3戦の先発が有力視される楽天田中将大投手(32)が、本拠地・楽天生命パークで行われた練習で実戦形式のシート打撃に登板し、順調な仕上がりを披露した。4回相当を投げ、打者18人に62球、4安打2奪三振。最速は148キロで「ゲームと同じくらいの強度で投げることが出来た。真っすぐの手応えとかは、まずまずだったと思います」と納得の表情を見せた。

8回2失点で「今年一番の内容」だった10月25日オリックス戦以来となる“実戦”で、ベテランが存在感を見せた。「味方同士ということで…」と厳しい内角球こそなかったが、浅村、島内ら主軸を相手に直球を軸に力強い投球。見守った小山投手コーチも「状態は維持できてるかなと思います」とうなずいた。

日本でのポストシーズンは日本一となった13年以来となる。日米で経験豊富な右腕は「もちろんレギュラーシーズンとは違うし、力の入り方も変わってくると思いますけど、大事なことは、よそいきの野球にならないこと。自分らしくいることが一番大事かなと思います。まぁ勝手に力は入りますからね」。短期決戦へ平常心を保ちつつ、ペースを上げていく。【鈴木正章】