ロッテのドラフト指名右腕2人が、井口資仁監督(46)が視察する中でリリーフ登板した。ドラフト3位の三菱自動車倉敷オーシャンズ・広畑敦也投手(23=帝京大)同5位の三菱重工West・八木彬投手(24=東北福祉大)ともに、150キロ超の直球をマークした。

ネット裏で見つめた井口監督は「2人とも150キロオーバーの直球を投げていて、投げっぷりのいい投球でした。非常に来年楽しみだし、頼もしい」と笑顔。来季の起用法については「八木は基本は後ろの方で考えています。広畑は先発も後ろの方も両方できるので、これから考えていきたいと思います」と話した。

都市対抗野球の観戦は中学生の時以来で、小学校の時は父と毎年観戦していたという。「スタンドから野球を見ることも久しぶりで、都市対抗は雰囲気も独特で面白かったですし、いろいろな選手を見ることができて良かったです」と振り返っていた。