来季はやったりまっせ! 日本ハムの清水優心捕手(25)が7日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸3400万円でサインした。BIGBOSS新庄剛志監督(49)が就任会見で「暴れまっせ」と宣言したのに対し、正捕手候補筆頭の若武者は「僕はやったりまっせ! という感じです」とユニークに意気込みを示した。

今季は自己最多の100試合に出場。「思ってたよりは評価していただいたので、ありがたいですね」と振り返った。一方で「キャリアハイは出場数だけで、他はよくなかった」と満足はしていない。「打率も良いにこしたことはないけど、それよりも2桁本塁打を打ちたい」と、試合の流れを変える一発を打てる打者を目指す。「西武の森さんみたいな捕手が打者だと相手として嫌。そういう印象を持ってもらえるような捕手になれれば」とさらなる飛躍を誓った。

守備でもレベルアップを図る。「上沢さんや(伊藤)大海以外にも、もっと2桁勝てる投手はいると思う。盗塁阻止率を上げたり、ワンバンをしっかり止めて、若い投手を2桁勝たせてあげたい」と女房役としても貢献する。「横一線の戦いが始まるので、ずばぬけた成績を残して、143試合出られるようにしたい」と闘志を燃やした。(金額は推定)