都市対抗野球で、目覚ましい活躍をしたチームや監督、選手に贈られる「小野賞」には、JR東日本東北(仙台市)が選出された。

JR東日本東北は、1回戦で昨年優勝のホンダ(狭山市)と対戦し、5-3で勝利。2回戦のNTT西日本(大阪市)戦では9回に5点を奪い、大逆転でサヨナラ勝ちをおさめた。その戦い振りが評価された。

西村亮監督(47)は「驚いています。選手が持っている力を十分に発揮してくれて、2回戦は奇跡的な試合がありましたので、よく頑張ったと思います」と話した。

今大会の経験を糧に臨む来季に向けては「経験をいかすのは当然なんですけど、また選手1人1人が成長してくれて、(都市対抗)予選をクリアするのも大変だと思いますので、予選から頑張れるチームにしたいと思います」と話した。