矢野監督が、来春キャンプで選手たちに沖縄・宜野座村野球場の長時間活用を勧めた。

宿舎がこれまでの読谷村の「沖縄残波岬ロイヤルホテル」から恩納村の「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」に変更され、キャンプ地までの車移動は約50分から約30分に短縮される。

ただ宿舎に従来のような大型室内練習場はなく、指揮官は「慣れているからやりやすさは今までの方があったが、近くなる分、球場で長くやればいい。早く行って球場でやることもできる。自分でやろうと思えばどこでもできる」と呼び掛けた。

往復で約40分の短縮となり、捻出される時間をそれぞれが工夫して使うことを望んだ。宜野座は室内練習場やサブグラウンドも充実しており、居残りや早出などを合わせて「長時間滞在」の選手が増えるかもしれない。