阪神中野拓夢内野手(25)が27日、地元・山形県スポーツ特別賞の授賞式に参加後、オンライン会見に応じた。ドラフト6位で入団し、リーグ戦序盤で代打で活躍し存在感を示すと、徐々にスタメンに定着。135試合出場し、30盗塁でルーキーながら盗塁王に新人特別賞と、飛躍した1年だった。故郷でもその成績が認められ特別賞を受賞したことに「こういった賞を受賞出来る機会も少ないと思うので、本当に素直にうれしく思います」と喜んだ。

1年ぶりに母校・日大山形にもあいさつに行き監督から「雰囲気が変わった」と言われたという。中野は「自分の雰囲気が変わったと言われたところもあるので、うれしいというか、そういう気持ちですね」と笑みを浮かべた。26日に地元に帰ったばかりでまだトレーニングはできていないが、来年のキャンプに向けて徐々に体を動かしていく予定だ。