巨人は17日、重信慎之介外野手(28)と萩原哲捕手(23)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。同日に球団が選手、スタッフ計42人にスクリーニングのためにスマートアンプ-PCR検査を実施。2選手は陽性判定が出たため医療機関の診察を受け、陽性と診断された。

重信は6日から熊本県内で、ソフトバンク松田らとは別グループで自主トレを行い、15日に帰京。発熱などの症状はなく、チーム内に接触頻度が高い選手や関係者はいない。萩原は14日まで自主トレをしていた都内施設を、15日に陽性判定を受けた育成の保科広一外野手(23)も使用していたため、15日に球団が用意した隔離用のアパートで待機。同日夜に発熱したが16日以降は平熱に戻った。球団は接触状況の確認作業を進めている。2選手とも現在は自宅で療養している。