西武高木渉外野手(22)が2打席連発の2ランを放った。

2ー3で1点を追う4回2死1塁。内寄りのストレートを完璧に捉えた。打った瞬間に、それを分かる1発をライトスタンドにたたきこんだ。2回の打席では風にも乗ってレフトに先制2ランを打っていた。逆方向の次は、思い切り引っ張ってアーチを描き、外野のレギュラーへ強烈アピールとなった。

「今回は手応えありました。完璧です。何となくインコースに来る気がして、バットが先に走ってくれて良かったです」と笑顔で話した。

 

◆高木渉(たかぎ・わたる)1999年(平11)12月6日、福岡県朝倉市生まれ。福田小3年からソフトボールを始め、南陵中時代は硬式の「球道ベースボールクラブ」でプレー。真颯館では2年夏に県大会4強。高校通算27本塁打。17年育成ドラフト1位で西武入団。18年オフに支配下選手契約され、19年6月6日広島戦でプロ初出場。182センチ、87キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸650万円。