阪神ドラフト2位の鈴木勇斗投手(21=創価大)と同3位の桐敷拓馬投手(22=新潟医療福祉大)が28日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げた。

桐敷は26日の中日戦で、対外試合に初登板すると、3者凡退に抑え安定した投球を披露。矢野監督からも「桐敷は使えるんじゃないかなというめどは立ったと思います」と評価。目標として掲げる「開幕1軍」に大きく前進した。「まずケガなくできたのが良かった。対外試合、オープン戦と投げられて、最後は失点してしまったが、3月に向けた課題が見つかった。充実した1カ月だった」と振り返った。

鈴木は実戦形式のシート打撃投手で制球が乱れるなど、課題も見えたキャンプで「制球面だったり、投手有利のカウントをつくることができていないのは大きな課題ですし、どんどんストライクゾーンに投げることが課題になる」と修正点を挙げた。