ロッテの2年目左腕・鈴木昭汰投手(23)が7回からの2イニングを完全投球で締めた。打者6人から4奪三振。「最近、状態は悪くない」とうなずいた。

疲れやすい体質を自覚している。昨年、春先は良かったのが急降下。理由は「疲れじゃないですか」と言う。「1年野球をやるのがハードだと分かった。2年目でやったら言い分けできない。春先良かったのを続けられるようにしたい」と1年目の反省を生かすつもりだ。

この日は勝っていれば9回のマウンドにも上がる予定だった。井口監督も先発か中継ぎかまだ決めていない。「内容は良かった。彼も長いイニングを投げてくれるようになれば先発候補の1人になる」と評価した。起用法は定まっていないが、鈴木は「どっちかは監督、コーチが決めること。1年間戦えるように対応しないと、去年がムダになってしまうので」と、どんな起用になっても首脳陣の期待にこたえる構え。モチベーションが高かった。