ソフトバンクが延長11回、今季初のサヨナラ負けを喫した。

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2点リードの9回、完封ペースだったエース千賀が痛恨の2失点。1死満塁で吉田正に右前2点適時打を浴びた。11回には代役守護神の左腕モイネロが、紅林に決勝打を献上。勝利目前でまさかの2カード連続の負け越しが決まり、藤本監督は「悔しいね。9回は千賀でいくと決めてました。もったいなかったです」と肩を落とした。

 

JR西日本から19年ドラフト1位入団した3年目の佐藤直も、野村勇に負けじとプロ初安打を放った。代走で途中出場。5回に巡ってきた打席で田嶋から左前へ運んだ。「ファーストストライクから積極的にスイングをしていった結果、追い込まれてもアジャストできたと思います」。プロ21打席目の快音に「初安打まで時間はかかりましたが、素直にうれしいです」と笑顔だった。