宮城県出身で球団創設時から熱烈楽天ファンの乃木坂46久保史緒里(20)が、“イーグルス愛”を前面に、首位を走る好調の要因を語った。最初に憧れたプロ野球選手は「リック・ショート。姉はフェルナンデスでした」と笑う。今季全試合フル視聴を目標に掲げ、現在も継続中。「解説を聞いて勉強になることもすごく多いので、やっぱり逃したくない情報というのは多いんですよ。ハイライトでもいいんでしょうけど、そうすると細かな選手の好プレーというのをどうしても見逃しちゃったりするので」とマニアぶりを発揮している。仕事の合間には、追いかけ再生で見る徹底ぶりで、チーム分析もアイドルらしからぬ!? 内容となった。【取材・構成=湯本勝大、横山慧】

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今年は得点圏で打てる打者がめちゃめちゃ多い。得点圏で回ったときに「絶対ここで点を入れてくれる」という見方ができているので、それは1個強みなのかなって思います。チャンスに強い選手がすごく多い。

西川選手は本当に1番打者としての活躍がすごい。選球眼がいいので、四球で出る確率も高いですし。また西川選手が来てから楽天自体の盗塁数もめちゃめちゃ増えているので、そういった意味でも、楽天の戦い方がひとつ変わったなというふうに見てます。打線はやっぱり大きく変化したのはありますね。

辰己選手の守備はもちろんですけど、足も速かったりという面もあるじゃないですか。この前(4月28日ロッテ戦)三盗をしたんですよ。感動して。三盗すごいじゃないですか。辰己選手の走りがものすごく好きなんですよ。バントヒットも決めてて。今年まだ序盤なのに、辰己選手の足が光ることが結構多くて。本当に必要な、絶対いてほしい選手だなと改めて思うので、今年は打つ方も結構期待しちゃってます。

足の速さを持っているというのは知ってたからこそ、あそこで決めてくれたのがものすごくうれしくて。今(球場で)声が出せない状況なのですけど、もし球場に行っていたらすごく声出しちゃっていたかもしれないぐらいに興奮しました。すみません…。気持ち悪いですよね…(笑い)。

◆久保史緒里(くぼ・しおり)2001年(平13)7月14日、宮城県生まれ。小3から中3まで楽天の公式チアリーダー「東北ゴールデンエンジェルス」のジュニアチアリーダーズに所属。16年9月に乃木坂46の3期生として加入。20、21年は「イーグルスガールイメージキャラクター」を務めた。今年2月からニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」パーソナリティー。161センチ。

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