日本ハム上川畑大悟内野手(25)の集中力は、途切れなかった。

6回2死一塁。フルカウントから2度、打席を外して目の前の虫を手で払って苦笑い。ファウルで1球粘った後、バットを短く持って外角高めの真っすぐを芯で捉えた。右翼フェンス直撃の適時二塁打となり、両拳を突き上げガッツポーズ。「追い込まれていたので、少しでも粘ろうという気持ちで、コンパクトにいったことがいい結果につながったと思います」と、喜んだ。