阪神が広島から今季初勝利を挙げた。

対広島の連敗を9で止める勝利は、近本光司外野手(27)の球団タイ記録から生まれた。2点を追う4回2死無走者で相手先発の床田寛樹投手(27)から中前打。11年マートンの30試合連続安打の球団記録に肩を並べた。佐藤輝明内野手(23)も右安打で続き、大山悠輔内野手(27)は四球を選んで満塁。この絶好機で北條史也内野手(27)が遊撃と左翼の間に落ちる適時打を放ち、同点に。さらに山本泰寛内野手(28)の中前打で勝ち越した。

先発の西勇輝投手(31)が7回1死まで2安打2失点と好投し、渡辺雄大(30)、湯浅京己(22)、岩崎優(31)と3投手での盤石の継投で接戦をものにした。

阪神は今季0勝9敗2分けと広島相手に勝てなかったが、12試合目でようやく白星を手にした。これで3連勝。3位広島に1ゲーム差に迫った。

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