阪神Womenが9日、結成2年目で初めて甲子園で練習試合を行った。ZENKO BEAMSと、エイジェックとのダブルヘッダー。ZENKO BEAMS戦では、中江映利加内野手(24)と4回は前田桜茄外野手(はるか、25)が適時打を放ち、4-0で快勝した。エイジェックとは21年の全日本女子硬式野球選手権大会の準々決勝で対戦。だが0-1で公式戦黒星を喫した。先発はその試合で敗れた左腕の植村美奈子投手(29)がリベンジの5回0封。「試合前はすごく緊張したんですけど、5イニング投げて一瞬で終わったなと。自分の理想のピッチングができたのでよかったです」と振り返った。

2戦目は0-0で引き分けたが、主将の三浦伊織外野手(30)も初の甲子園をかみしめた。「女子で甲子園に立てるなんて初めてだったので、とても良い思い出です。8月、10月と全国大会があるので、引き続き頑張っていきたいです」。女子野球界の進化を猛虎が引っ張る。【三宅ひとみ】