1、2軍の関係者計27人が新型コロナウイルスに感染したヤクルトは11日、神宮外苑で投手、野手が別々の時間に練習を行い、2軍から新たな選手が合流した。

投手陣は東大出身の宮台康平投手、久保拓真投手、鈴木裕太投手らが加わった。

野手では内川聖一内野手、西浦直亨内野手、渡辺大樹外野手、古賀優大捕手、西田明央捕手、太田賢吾内野手、元山飛優内野手、松本友内野手、武岡龍世内野手、並木秀尊外野手らが合流した。

感染拡大により、10日までの阪神戦は2試合連続で中止になった。

12日からの中日3連戦は開催する方向で、感染した高津臣吾監督や主力選手不在の中、松元ユウイチ作戦コーチが代行で指揮を執る予定。

10日は午前に中村、塩見、大松打撃コーチ、森岡内野守備走塁コーチ、衣川バッテリーコーチ、スタッフ1人の計6人の陽性が判明。午後になってさらに、大西、宮本、佐藤外野守備走塁コーチの3人が陽性判定を受けたことが発表された。

9日には高津監督、石井投手コーチを含め、清水、田口、山田、青木ら1軍首脳陣、選手、スタッフ14人の感染が判明。2軍でも石山、川端ら計4人が陽性判定を受けており、感染拡大に歯止めがかからない状況となっている。

優勝マジック「49」で首位を独走するチームが、前半戦ヤマ場の9連戦を前に厳しい状況に立たされている。

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