11月に東京ドームや札幌ドームで行われる侍ジャパン強化試合の代表メンバーに、日本ハム近藤健介外野手(29)と伊藤大海投手(25)が内定したことが9月30日、明らかになった。2人は日本代表が金メダルを獲得した、昨年の東京五輪でも代表入り。伊藤は中継ぎとして活躍し、準決勝・韓国戦での“追いロジン”が話題を集めた。

阪神の近本光司外野手(27)、中野拓夢内野手(26)、佐藤輝明内野手(23)、湯浅京己投手(23)も内定。4人ともプロでは初めて日の丸を背負うことになる。攻撃陣について、栗山監督は「どういう組み合わせが一番勝ちやすいか」のシミュレーションを重ねている。近本、中野の俊足コンビや長打力の佐藤輝を代表で、どう起用するか試す場となる。湯浅については、7月に視察した際「強いボールを持っていないと、アメリカの選手と勝負にならない」と注目していた。