中日根尾昂投手(22)が今季最終戦で迎えた先発デビューを3回1安打無失点で飾った。出塁を許したのは、2回に堂林への四球、3回に石原の左前打だけ。50球メドだったこともあり、3回まで57球を投げてマウンドを降りた。

5月の投手転向後はリリーフで24試合に登板し、0勝0敗1ホールド、防御率3・81。これまでの1試合2イニング、40球までのリミッターが解除され、この日は左打者を6人並べた広島打線を無得点に抑えた。登板後は「どんどん攻め込む投球はできましたが、次の登板に向けて反省しなければならない事もありました」と振り返り、収穫と反省を胸に投手2年目をにらんだ。

3回には6月19日巨人戦(バンテリンドーム)以来の打席にも立った。無死一塁でバントのサインは出ず、1ボールから広島先発森の2球目直球を強振。右中間深めへの飛球を右翼の野間に好捕された。

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