プロ野球独立リーグの日本海オセアンリーグ(NOL)を運営するNOLエンターテイメント(本社・横浜市)は31日、千葉県を本拠地にした新球団の設立と福井ネクサスエレファンツの活動終了を発表した。

新球団はNOLの所属球団として、2023年シーズンからの参入に向けて準備中。千葉県を本拠地とし、運営会社やチーム名などは今後決定する。

福井は、チームを運営する株式会社S・Sマネジメント福井から活動休止の申請があり、この日までにNOLオーナー会で申請を承認した。

福井は2008年からBCリーグに加盟し、今年から新たにスタートしたNOLに加盟。今季は4チーム中3位だった。20日のドラフト会議では、中日5位で浜将乃介内野手(22)が指名された。

S・Sマネジメント福井はこの日、ホームページで活動休止の理由について、「球団を取り巻く環境は厳しい状況にあり、あらためて球団存続に関し検討いたしましたところ、将来的にも収益の確保、業績の改善が困難であると判断し、苦渋の決断ではございますが福井ネクサスエレファンツの運営から撤退することを決定いたしました」と説明した。