「J:COM 超速ネット光デー」として開催された阪神ヤクルト2回戦で、サッカー元日本代表FWの大久保嘉人氏(40)が始球式を務めた。右打者の外角にノーバウンド投球を決め「今日は超速でいこうと思っていたけど、どうでした? 自分の中では130キロくらい出ていたかな」と笑った。小学3年までは少年野球をしていた。自身の現役時代の背番号13を背負い、見事な投球を見せた。

セレッソ大阪、ヴィッセル神戸と関西のクラブでプレーしてきた。甲子園にはプライベートで観戦に訪れたこともある。「アリアスとか、桧山さんの応援歌がすごく耳に。いいなあって思っていました」。マウンドから聖地の雰囲気を味わい「すごいっすね。小さい時から見ていましたし、大阪が長かったので、常に阪神じゃないですか。すごかったです」と興奮気味に言った。

今季の阪神に向けては「優勝でしょ、優勝したら関西が盛り上がるので見たいです」とエールを送った。