阪神が連敗を2で止め、岡田彰布監督(65)がタテジマのユニホームでは第1次政権の08年9月29日広島戦以来、5304日ぶりに甲子園で白星を挙げた。

岡田監督の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

-ノイジーは守備もつなぎも存在感

「そうやなぁ、守備固めいかしたら、けっこう怒りよるねん。元気で9回までいける言うて。この間も広島の時もな、今日は足の具合がええとか言うて(笑い)」

-ノイジーの守備力は

「いやいや、見ての通りやな、おーん。昨日の初回なんかでも、何やろな内野も経験してるからああいうプレーができるんやろな」

-チャンスを得点につなげられて勝ちにつながっている

「勝ちってお前、1-0やで(笑い)。勝ちって言えるのかどうか分からへんけど」

-坂本のリードは

「いやいや、うまくね。ちょうど大竹の時ってちょっと考えていたんだけど。この間は雨だったし、ちょうどそういう意味では昨日の負けが他の選手もうまく使えるようにな、負けが使えるようになったって言ったらおかしいけど、でもまあ、1年間通じて長いシーズン考えたら、そういう使い方もありかなとは思うけどね」

-今日は石井を起用したが

「そうやね、やから後ろは湯浅がいるから。昨日もねちょっと浜地、湯浅で行こう思ったけどその前でね。今日はね、岩崎も久しぶりに持ち味というかね、低め低めに丁寧に投げていたので。春先が悪いって、まあ俺は今年からやけど、ちょっと春先はあまり良くないんで。どっちかというとどんどん投げさした方がええんかなと思うんやけどね、うん。でも開幕の時よりかはだいぶ良くはなってるよね、岩崎はね」

-石井は8回で行く

「いやいや、8回というか7、8は分からないけど、まだあのクリーンアップは岩崎に行ってもらわないと」

-彼の経験から

「そらそうよ」

-先発の大竹は緩急つけたり内角直球も

「やっぱり、コントロールがいいからいけるんやろうな、おーん。甘くならないというかな、コントロールミスしない、ねえ、おーん」

-雨で流れたが、広島でも絶好調だったと。そのままいけた感じ

「そうやな、おーん。今日ブルペンなんか試合前はえらい、軽く投げとったらしいな。なんでかなと思ったけど、もうそのぐらいの方がええんちゃうか言うとった」

-現役ドラフトで指名した選手が、きっちりキャンプから評価して活躍されるというのは

「いやいや、それはうれしいよ、だから、おーん。そんな初めての試みだしな、あれもな、うん」

-監督にとって、久しぶりの甲子園での公式戦勝利に。格別な思いも

「まあ、そうでもないよ。まあ、まだまだ、ここで70試合ぐらいせなあかんのやで。70試合ていうかな、60くらいねえ」

-こういう接戦を取るのは、気持ち的にもいいもの

「いや、気持ちよおない。そんな、ええことはないよ、うん、うん。そら、体に悪い方や」

-開幕から結構、ベンチでも笑顔が

「いやいや、それはあれや、表情と心は違うよ、そら。そんな、勝ってんのに渋い顔もできへんしな」

-2軍では伊藤将が投げた

「おう、聞いた聞いた。なんか、3失点しとったみたいやな。まあ、まだもう1回ぐらい投げてからやで、うん。まあ、岩貞の方がな、早いかも分からんけどな、おーん。そのへんはおいおいな、また。だから岩貞もまた、ブルペンに入るから、そういう意味でも、あんまきちっとまだな、決められへんっていうのもあるよ。まだ1カードね、全部当たるぐらいまではね、そういうので、おーん。やっていけると思うよ、それはね」

【関連記事】阪神ニュース一覧