これがオカダの勝負手よ! 阪神岡田彰布監督(65)が、少ない好機で動いた。両軍無得点の7回1死一塁。7回無失点の好投を見せていた先発大竹が次打者席に控える中、8番木浪に送りバントを命じた。木浪はきっちりと決め、2死二塁に。ここで大竹に代打渡辺諒を投入した。

渡辺は四球でつないだ。すると2死一、二塁から1番近本が中前適時打で先制。2番中野も2点適時打で続き、大竹に勝利投手の権利が舞い込んだ。

前日の試合後、指揮官は「まあ今日は1、2番がな。最後、中野が打ったけど1、2番が全然塁に出なかったから。あんまりそのチャンスを作れんかったいうのはあるけど、まあ、明日は打つやろな、1、2番はな、おーん」と予言していた。ズバリ的中の1、2番の躍動。今季最長タイ7連勝へ前進した。

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