ギータ大暴れ。ソフトバンク柳田悠岐外野手(34)が先制2ランを含む3安打3打点の活躍で、6カード連続の勝ち越しを導いた。0-0の3回2死二塁で、日本ハム加藤貴から右翼席中段に特大13号。3-3の8回1死二塁では右中間に決勝の適時三塁打を放った。3回の守備では好守連発。打って、守って、キャプテンが連勝を呼び、2位オリックスに1・5ゲーム差をつけた。
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柳田がチームに“休養”を与えた。3-3の8回1死二塁。「明日は移動ゲームですから。朝早いので。絶対ここで決める、試合を終わらすという気持ちで行きました」。凡退すれば、延長戦に突入する可能性もあった。7日は午前中の空路便で仙台入りして楽天戦。疲労困憊(こんぱい)の状況だけは避けたい。チームを思い、キャプテンが右中間に決勝の適時三塁打を放った。
「もう1点欲しいと思ったので、サードまで本気で走りました」。プロ2年目の12年から12年連続で三塁打を記録。34歳は息を切らしながら「(外野が)前だったので、当てたら越えるかなと思ったので良かったです」と殊勲の一打を振り返った。
0-0の3回2死二塁では、日本ハム加藤から右翼席中段に特大の13号2ラン。打った瞬間にバットを高く突き上げ、左にクルリと1回転。7試合ぶりのアーチは確信弾で「甘い球を仕留められて良かったです」とクールに振り返った。第1打席には中前打。柳田で始まり、柳田で終わる。4番に座った主砲が3安打3打点の活躍で、チームを6カード連続の勝ち越しへと導いた。
久々のギータ節もさく裂した。3回の右翼守備では、レーザービームとランニングキャッチで好守連発。1イニング3つのアウトを1人で奪った。「今日、若返ったような。8歳くらい若返った気がします」と、お立ち台でおどけた。この日は再加入したデスパイネが「5番DH」で復帰後初スタメン。DHと併用されていた柳田は右翼スタメンの機会が増える可能性があり、首脳陣を安心させる好守だった。
打って、守って、ギータが大暴れ。2位オリックスが敗れたため、1・5ゲーム差と突き放した。打率3割1厘、13本塁打はチーム2冠。「明日から仙台に行きますけど、チーム一丸で頑張ります」。ソフトバンクの主砲は、まだまだ若々しい。【只松憲】
【動画】この回の見せ場独占!ソフトバンク柳田悠岐一人で3アウト ダイナミックキャッチも



