巨人が広島の“巨人キラー”に、またしても苦汁を飲まされた。

2回1死一塁、山崎伊織投手が、広島デビッドソンにフォークを捉えられ先制2ランを打たれた。2戦連発で11本塁打中6本塁打が巨人戦という難敵。阿波野投手チーフコーチは「痛い目に遭わされている。そこへの対策をやっぱ実現するということに尽きる」。敵地マツダではチームは4連敗で今季わずか1勝7敗。ホームを含めても12敗目(5勝)を喫した。

超攻撃的シフト変更を敢行も、呪縛を打ち破れなかった。3点を追う6回裏の守備から、岡本和が代打出場の中田翔と代わって、一塁から左翼へ変更。秋広が右翼に入る打撃重視のシフトを敷いた。直後の7回の攻撃、岡本和が27号ソロ弾も空砲。救援陣も踏ん張りきれず、2連敗で首位阪神と8ゲーム差をつけられた。原監督は「切り替えてまた明日いきます」と現状打破に目を向けた。

▽巨人山崎伊(2回2/3を6安打4失点で、自身の連勝は4でストップ)「(課題は)全部です。思った通りのボールも少なかったですし、次に修正して頑張ります」

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