侍ジャパンが韓国とのタイブレークの接戦を制し、全勝優勝で連覇を決めた。今大会から指揮を執る井端弘和監督(48)にとっても、記念となる初優勝になった。同点に追いつき迎えた10回2死満塁、門脇誠内野手(22=巨人)が三遊間を破るサヨナラ打を放った。

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先発の今井達也投手(25=西武)は4回5安打2失点で降板し、悔しげな表情を浮かべた。「5回は絶対投げきりたかったですし、もうちょっと先発としての仕事ができたら」。序盤から150キロ台の直球を連発したが、3回に四球と味方失策でピンチを招き、4番に甘く入ったスライダーを捉えられ先制の2点を献上。「ちょっと悔いが残るというか、悔しいところでした」。ほろ苦い登板となったが、最前列で味方を応援し続けた。

【アジアCS】井端ジャパンがサヨナラ連覇!白熱の日韓戦、タイブレークで門脇が決めた/詳細