広島遠藤淳志投手(24)が20日、宮崎・日南の秋季キャンプ最後の紅白戦に先発し、5回2安打無失点に抑えた。今キャンプから安定感を増すためにワインドアップを封印。セットポジションのフォーム固めに取り組む。3回まではテイクバックの間合いがややばらつくも、4回から2段モーションにしてリズムに乗った。クイック投法を織り交ぜ、危なげなく今年最後の実戦登板を終えた。「中日の柳さんはうまく間合いを使って投げているので、セットポジションからの投球をより幅広く投げようと思って使いました」。今季対戦した中日柳の投球を参考に、球質だけでなく、打者との駆け引きも磨いていく。
今キャンプでは黒田球団アドバイザーから伝授されたツーシーム習得に励み、この日は右打者にスライダー、左打者にチェンジアップを使わない制約も設けた。それでも5回まで4つの三振を奪うなど投球の幅が広がった手応えもある。「まだまだ改善するところはたくさんある。そういうところの投げ込みだったり、真っすぐのキレもなくさないようにオフシーズンしっかり取り組んでいきたい」。若手主体の秋季キャンプでは経験値の高い投手の1人。最後の実戦で、違いを示した。新井監督も「いいツーシームだと思います。曲がりも手元まで分かりづらい。(先発枠を)競争してほしい」と開幕ローテ候補と期待する。



