日本ハムが逆転負けし、22年7月14日楽天戦(静岡)以来、2シーズンぶりとなる6連勝を逃した。直近3戦無安打だった野村佑希内野手(23)を今季初の1番に配し、初回に長短5安打を集めて4点先行に成功。だが追加点を挙げられない間にじわじわと詰められ、6回にひっくり返された。ロッテ戦の連勝は7で止まり、5シーズンぶりの貯金8には届かなかった。

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新庄監督は試合後、悔しさをあらわにした。「4点守りきれんか~。連勝しててストップがかかると悔しい。連敗している時よりも悔しい。4点取ったってところでね」。最高のスタートを切った試合をひっくり返された。

今季初1番の野村が火付け役、になったはずだった。1回先頭でいきなり左前打でチャンスメーク。2番松本剛、3番郡司と3連打し、無死満塁からマルティネスの左犠飛で先制。その後も万波と田宮が連続適時打で、ここまで防御率1・03だったロッテの左腕メルセデスを攻略した。

同監督は野村の抜てきを「いつものパティーン(パターン)」と説明。復調を期待する選手をトップバッターに据える新庄流“目覚まし1バンバン起用”で、今季11人中8人が結果を出してきた。大勝した15日の西武戦で先発唯一の無安打に終わるなど、直近3戦で9打数無安打と苦しんでいた野村を“12代目1番”に任命した。

ZOZOマリンに着いてから打順を知った野村は、メッセージを感じ取った。「計らいは感じましたし、何とか応えたいなと。(1番は)いろいろ考えることがなくなって、いくしかない、ガンガンいこうとシンプルになる。自分から攻めていけるようにという頭になりやすい」と起用の効果を実感。だが4回に好機で併殺に倒れるなど、後が続かなかった。

終わってみれば、打線としても5回以降は無安打。ここまで1点差の試合は8勝2敗と粘り強く接戦を制してきたが、ロッテの猛追から逃げ切れなかった。延長12回引き分けの熱戦から一夜明けて、連勝は5でストップ。野村は「これからしっかり何本とか何試合とか、連続で(安打が)出るように」。ただの負けで終わらせず、これをきっかけに変えていく。【鎌田良美】

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