西鉄ライオンズの黄金期を支えた中西太さん(享年90)の銅像が、出身地の香川県高松市内にある高松市中央公園内に建立されることが6月1日、決まった。この日、同市内で実行委員会が設立され、建立までの概略が発表された。
高松一高時代は、春夏合わせて3度の甲子園に出場。西鉄ライオンズ入り後は、首位打者2回、本塁打王5回、打点王2回のタイトルを獲得した。指導者としても若松勉、掛布雅之、岩村明憲、イチローらを育て、計8球団を渡り歩いた“名伯楽”だった。
昨年5月11日に他界した後、「野球王国・香川」の名を知らしめ、「怪童」のニックネームで、野球界に貢献した中西さんの功績を顕彰すべきといった意見が多数寄せられた。そこで地元を中心に銅像の建立が検討されていた。
事業主体は、母校・高松一高野球部OB会、桜紫会(同窓会)及び高松讃紫会(高松高、高松商、高松一野球部OB連合会)などで、建立時期は27年夏までを目指す。総事業費3000万円は寄付金(クラウドファンディングなど)、その他の収入を見込んでいる。
銅像が建てられる高松市中央公園は、本人が青春時代を過ごした高松市中央球場の跡地。現地には高松市出身の名監督で、後に義父になった三原脩氏、水原茂氏の銅像も建てられている。中西さんの銅像はその傍らに建立されることになっている。【寺尾博和】



