8日に支配下登録されたばかりのオリックス佐藤一磨投手(23)が、プロ初登板初先発した。
19年育成ドラフト1位で入団して5年目、ついに1軍マウンドを踏んだ左腕は、最速148キロのストレートにフォークやスライダーなど変化球を駆使。1回1死二塁、3回2死三塁などのピンチをしのいだ。
投げ合った相手は巨人のエース菅野。神奈川出身だけに、子どものころ東京ドームでよく観戦したという。「(菅野は自分が)ちっちゃいころからの大エースなので。投げ合えるなんてとても光栄なことなので、頑張って勝ちたいと思います」と話していた。両親の見守る前で、岡本和や坂本ら巨人の打者を次々と打ち取り、5回73球を投げ、1安打3奪三振2四球無失点。味方打線に3点の援護をもらい、勝ち投手の権利を持って降板した。
「マウンドに上がる前まではとても緊張していたんですが、ゲームに入ってからはいつもと同じように投げることができたと思います。(1軍のマウンドで)今の自分の力は出し切れたのかなと思いますし、すごいバッター達との対戦の中でもしっかりと勝負していくことができたところはよかったです」と振り返った。
勝利投手になれば、育成ドラフト出身の初登板勝利は5人目で、オリックスでは初となる。
◆佐藤一磨(さとう・かずま)2001年(平13)4月16日生まれ、神奈川県出身。横浜隼人から19年育成ドラフト1位でオリックス入団。チームのドラフト同期は宮城、紅林ら。23年は2軍で8勝を挙げ最多勝を獲得。今季も9試合で4勝2敗、防御率1・99の好成績を挙げ、8日に支配下登録された。190センチ、97キロ、左投げ左打ち。背番号93。



