阪神森下翔太外野手(23)も負けていない。4-1の8回、平内の甘い154キロを完璧に左中間席に運んだ。初球を思い切りぶったたいた8号ソロ。6回に3ランを放っていた先輩大山と豪快弾の競演だ。「ジャイアンツも1点とっていたので、次の1点を取らないとまだ分からなかった。甲子園はあそこが広いので、ちょっと不安だったから(全力で)走っていましたけど、結果的に入ってくれてよかったです」と笑顔満開だった。
5連勝はクリーンアップが導いてきた。前の試合まで3人そろって4試合連続打点。これで大山とともに5試合連続となった。大山の3ランの起点になったのも森下。先頭で痛烈な中前打を放ち、佐藤輝の右前打をはさんでの快打だった。点取り屋トリオが元気なら、点は必ず入る。
「打線としてつながっているのが点を取れたり、勝てている理由だと思う。その打線の一部になれるように、明日以降も頑張りたい」と胸を張った。
いろいろな意味を持つ、特別な3連戦。森下はグラウンドで目の前の敵、巨人に集中している。阪神の、そしてホーム球場の未来を担う23歳はまだまだ新しい歴史をつくっていく。【柏原誠】



