広島が中日根尾から2回までに6得点を奪って、3回でKO、連勝を今季最長の6に伸ばした。今季初先発の右腕の立ち上がりを集中攻撃で沈めた。1回、四球で歩いた秋山が野間の左前打で一気に三塁を陥れると、中村貴が投手のグラブをはじく適時内野安打で応えて先制。小園、坂倉が連続適時打で続いた。さらに1死後、矢野が左中間を破る適時二塁打で1番から5番まで5者連続得点。鮮やかな先制攻撃に、新井監督は「いい準備ができていたと思う」と拍手を送った。

1番から7番まで、左を並べた。1軍のデータは多くないが、ウエスタン・リーグでは右打者の被打率2割4分に対し、左打者の被打率3割3厘だった。「“よし行って来い!”という感じでスタメンを組みました」と新井監督が起用した若手の思い切りが早期KOにつながった。若手に触発されたベテランの秋山は1回の好走塁に続き、2回には4号ソロ。「若い選手がたくさん出ていたので、より若く見られるようにプレーしたいと思っていました」と笑った。

昨季は主力の離脱が相次いだが、今季は外国人選手の離脱はあっても主力は元気だ。若手も着実に力をつけている。今季最長連勝と勢いに乗って、6日から優勝争いする巨人、阪神に加え、DeNA3連戦まで9連戦に臨む。【前原淳】

▽広島中村貴(1回の先制打がプロ初の決勝打に)「結果を残せなかったらいつ落ちてもおかしくないですし、いつ試合に出られなくなるかも分からない。結果を残したいという気持ちだけです」

▽広島九里(6回3失点で6月26日ヤクルト戦以来の5勝目)「防げる失点もあったと思うので、また反省して、いい投球ができるようにしっかり準備したい」

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