楽天早川隆久投手(26)が、球団左腕初の2ケタ勝利に王手をかけた。

6回7安打無失点で6奪三振。ルーキーだった21年以来、自己最多タイの9勝目を挙げた。首位ソフトバンクを破り、借金を1に減らした。ヒーローインタビューでは「まだまだ自分たちは上位を狙えると思うので、これからもブーストをかけてやっていければと思います」と満員のファンに誓った。

クールな左腕が、腹の底から雄たけびを上げた。2-0の3回2死満塁で4番山川と対戦。カウント2-2からの7球目、外角低めフォークで空振り三振に仕留めた。「どれを投げるにしろ高めには浮かないようにっていうところで、低めに丁寧に投げられたのがああいう結果になった」。7月30日の前回対戦で1発を浴び、今季は通算4割1分7厘と打ち込まれている相手。それでも「対策方法はないっす。もう気持ちでぶち当たるだけかなって」と思い切り腕を振った。

チーム創設から球団左腕の勝利数は11年塩見、19年辛島、21年早川の9勝が最多。10勝に王手をかけたが「達成できればいいですけど、そこはあくまでも通過点」という認識だ。「則本さんにはずっと15勝、15勝って言われてるんで、あと全部勝たないと15勝は厳しいんじゃないかなと思いながら聞いてましたけど、目指すところは高くやっていければ」。チームのエースになるために妥協はしない。

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