日本ハムが2週連続でロッテに“バント攻め”で勝利した。連続初球スクイズから1週間後は、今季最多の1試合4犠打で快勝。新庄剛志監督(52)は「これが“つながり”なんですよ」と力を込めて言った。

1点を追う3回無死二塁で水野の三塁線へ犠打が失策を誘い、二塁走者が生還して同点。無死二塁では「ドキドキした。水谷君に初めてセーフティー(のサイン)を出した」。そこで水谷が期待に応えて投前へ絶妙な打球を転がし、再び失策を誘って、勝ち越しの2点目につながった。

5回無死二塁では松本剛が犠打を決めて1死三塁となり、郡司は4球連続ボールで一塁へ歩いた。「郡司君の時も(スクイズを)警戒しますよね。これが向こうが勝手に考えてくれているということ」。直後に清宮の適時打も飛び出した。

5回の得点は理想的な形にも見えたが、指揮官は不満顔。「俺、ダブルスチールかけてたんですよ。(サインを)聞き直したから取り消したんよ。(三塁コーチの森本)稀哲って呼んで『なしや』って。がっかりですよ。だから、ほめはしません」と苦笑いしたが、ミスを取り返せる強さが今の日本ハムにはある。奇策ではない正攻法の「せこせこ野球」で3位ロッテに連勝。2位固めに成功した。【木下大輔】

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