阪神西勇輝投手(33)が投打の活躍で、記録ずくめの今季6勝目をつかんだ。4回までは無安打投球を継続。5回は長岡に右中間へ2点適時打、6回は宮本に一、二塁間を破る適時打を浴びたが、きっちり試合は作った。
「球数に関係なく、ゼロで帰ることが大事。ピッチャーとしての最低限ができて良かった」
6回106球を投げきり4安打3失点。打撃でも2回1死二塁から左中間へ適時打を放つと、3回2死一、二塁でも三遊間を破る左前打。約3年ぶりのマルチ安打を記録した。今季の得点圏打率は10打数5安打で5割。得点圏で10打席以上立った選手ではセ・リーグ1位タイの勝負強さだ。
メモリアルな1勝となった。阪神に国内移籍した投手では球団5人目の50勝到達。オリックス時代にも74勝を挙げており、両リーグで50勝以上は球界史上7人目の快挙となった。先発で連続試合登板も294試合に達し、三浦大輔と並び球界歴代3位の記録だ。
「投げることが仕事。勝つことは二の次。その順番が違ったりすると、投げてていてしんどい。そこに重きを置かなかったのが一番だと思います」
わずかに2/3回届かなかったが、規定投球回到達も目前。まだまだ勢いは止まらない。【波部俊之介】



