日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が、新庄監督就任後最多タイの60勝となる白星に攻守で貢献した。初回1死一、二塁、4番清宮の右翼線適時二塁打などで幸先よく3点を先制。5回に1点差まで追い詰められたが、救援陣が踏ん張り逃げ切った。

打って、守って勝利を呼び込んだ。初回の決勝打に加え一塁の守備でも魅せた。2点リードで迎えた7回無死一、二塁で川瀬のバントに猛チャージ。捕球後、三塁へ矢のような送球で二塁走者を刺した。「二、三塁になったら同点のピンチになる。宮さん(宮西)の前にボールが飛んだら絶対自分が捕ってやると思って。ずっと(内野守備走塁コーチの)谷内さんとこのプレーは練習していた。練習通りいいプレーができた」と振り返った。

前日24日から父克幸さんが北海道旅行を兼ね観戦。試合前の激励メールなどは特になかったが「北海道、っていうような楽しそうな写真がラインに入ってました。ゴルフとかも行くんじゃないですか」。北の大地を満喫する父の前で6試合連続安打となる貴重な一打を披露し、しっかり“おもてなし”。お立ち台では「両親が見にきていたので絶対打ってやろうと思っていました。やったぜー!」と叫び、さらに喜ばせた。

この1勝で、29試合を残して新庄体制最多タイの60勝に到達。貯金を18年8月8日以来2209日ぶりに「13」に増やし、6月22日以来約2カ月ぶりに首位ソフトバンクとのゲーム差を1ケタの9・5に縮めた。選手の奮闘を最優先に考える指揮官は「BOSSもいいけど選手の声が聞きたいというメッセージが多数寄せられてます。選手が乗るような質問、よろしゅーたのみます」とコメント対応。清宮らの活躍で、遠かった鷹の背中が、少しだけ見えて来た。【永野高輔】

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