西武は1日、金子侑司外野手(34)が今季限りで現役引退することを発表した。

立命館宇治-立命館大を経て、12年ドラフト3位で入団。ライオンズ一筋を貫き、俊足を生かして最多盗塁者賞(16年、19年)のタイトルを獲得するなど活躍した。今季は36試合に出場し、27安打、2本塁打、打率は2割2分2厘。6月1日の巨人戦を最後に1軍出場はなかった。

12年に及ぶ現役生活について、金子は「ファンの方へ少しでも多くベルーナドームでプレーする姿をお見せしたくて、がんばってきましたが、かなえることができず申し訳ない気持ちです。ライオンズで過ごした12年間は夢のような楽しい時間でした。入団してからこれまで、たくさんのご声援ありがとうございました。ファンの皆さんの声援は、これからも一生忘れません」と感謝した。渡辺久信GM兼監督代行(59)も「金子は生涯ライオンズを貫いてくれた選手です。守備は一級品ですし、足もあってファンの皆さんを魅了する華のあるプレーが印象的でした。しびれるファインプレーもあって、チームのためにがんばってくれたと思います」と球団を通じてコメントした。

◆金子侑司(かねこ・ゆうじ)1990年(平2)4月24日、京都府生まれ。立命館宇治高では高校通算20本塁打(甲子園出場なし)。立命大では3年時に大学日本代表。12年ドラフト3位で西武入団。新人の13年に日本ハムとの開幕戦でスタメン出場し、初打席初安打。17年に内野手から外野手へ登録変更。今季は6月1日巨人戦が最後の1軍出場だった。16、19年盗塁王。通算225盗塁は球団歴代5位。179センチ、76キロ。右投げ両打ち。今季推定年俸7000万円。

▽ソフトバンク山川(西武時代の14~23年まで10年間チームメート)「一緒にご飯に行ったり野球の話をよくしたり、とても仲良くさせてもらっていました。残念ですけど、ねこさん(金子)は頭がいいんでね。次のステージでも全然大丈夫だと思います」