阪神西勇輝投手(33)が師匠との投げ合いで念願の勝利を手にすることは出来なかった。雨が強まった同点の7回だ。安打や味方の失策で無死一、三塁を迎えた。再三スクイズの構えを見せた7番門脇を1-2と追い込んだが、4球目の139キロ直球をしぶとく中前にはじき返された。直後にも三塁線へセーフティースクイズを決められてさらに失点。「試合を決めたイニングだと思います」と唇をかんだ。7回途中6安打3失点で今季5敗目を喫した。

巨人先発は1学年上の菅野。19年まで4年連続でハワイでの自主トレをともにした、1歳上の右腕だ。通算6度目の対決だが、まだ白星を挙げることができていない。先輩は7回7安打1失点(自責点0)で今季13勝目。阪神打線は初回こそ先制点を挙げたが、その後はチャンスであと1本が出なかった。

「師匠に勝てないですね。ギアの入れ方だったり配球だったり奥行きだったり。投げていて勉強になるし、横から見て勉強になる。早く1勝したいし、1勝するのが目標なので。今日も素晴らしいピッチングだと思います」。受けた刺激を胸に、次こそは白星を目指す。【波部俊之介】

▼西勇が11年から続けている連続試合先発登板が295となり、三浦大輔(DeNA)を抜いてプロ野球単独3位となった。

【関連記事】阪神ニュース一覧